お互いさま?

 某有名な方のYouTubeの切り抜き動画を割と頻繁に見てると、“無能“という表現をよく耳にします。初めの頃は、無能って、キツいなぁ、と思ってたんです。 

 でも、だんだん慣れてきたのか、なんとなく、無能ってニュートラルな表現として適当な、適切に近いという意味で、適当な表現なのかもって。

 無能と言う言葉を使うとき、ある種の能力が無い、と言うことを意味しているだけで、だからダメな人間だとかのニュアンスは無くて使ってるのかな、と。

 実は知り合いの会社の話なんですが、そのぅ、なんとも不思議な人たちがいるんです。その人たちは多分それなりにお仕事はできるとは思うのですが、やってることが子どもというか(・・;)30代の男性たちなんですけどね。

 気に入らない上司の陰口を会社のグループLINEで呟いたり。大変な仕事を放置したり。面倒な仕事の電話は出なかったり。追い詰められると突然休んだり。

 挙げ句の果ては、皆は知らないだろうけど、自分は陰でこんなに頑張ってるんだから、みんなも頑張って、というメールをばら撒いたり。あぁ、友達へのLINEみたいなメールを上司に送ったり。

 実はみんなの業務を増やして、大変にしているのはこの人たちだったりするんですが、そこは気がついてないみたいで。

 まあ他にもいろいろ面白エピソードがあるんですよ。私は部外者なんで、面白いというか興味深く聞いてたんですけど、そのうち、

あれ?この人たち、もしかして何か足りない?

 LINEグループや一斉メールで、上司への不満を残すなんて。いくら上司を抜いているからって、迂闊すぎません?会社のLINEやメールって、人事や総務が見れる仕組みになってるって知ってるはずなんですけどね。

 なんでしょう、危機管理能力が無いんでしょうか。無 危機管理能力、略して無能?

 閑話休題。誰しも何かしら足りない能力はあるもんです。そう言う意味で言うと、皆何かしらの無能?

 片付けても片付けてもすぐ家の中が散らかってしまう私は、家の中をずっと綺麗なまま維持するという点では無能なのかも(-。-;

 たくさんの友人たちと長い間付き合う能力も不足気味です(・・;)

 嘘つく能力、というか、嘘をついて平気でいられる能力は皆無だし(ー ー;)

 あ、人の名前を覚えることに関しては本当に無能です(⌒-⌒; )

 自分が無能と、自分には不足している能力があると自覚すると、不思議と人に対しても寛容になれる気がします。

 あぁ、この人は〇〇の能力が不足気味なのかな、とか、△△の能力が欠けているのかな、とか、冷静に捉えられるというか。そう考えると、不思議とあまり気にならないんですよね。お互い様、という気がするからかな?