豆撒き、どうされましたか?

節分、豆撒きされましたか?

 

我が家は子どもの時から毎年必ずやってます!

 

実家では父の帰りを待って、家族みんなで豆撒きしたものです。

 

鬼は外!で、家の外に盛大に豆を撒くのはもちろん、服は内!と言いながら、家族総出で全ての部屋に撒き放題(^^)

お手洗いや洗面所、お風呂場も例外ではありません。節分の夜、洗面所に行くとよく豆を踏んでいました。そして、良く撒いたなぁ、と満足していたものです。

 

大人になり、確か一人暮らしを始めたあたりから、豆撒きのありようが自分の中で変わったような気がします。

というのは、豆を撒く時、後片付け=豆の始末=掃除を頭の片隅で意識しちゃうんです(^◇^;)

 

鬼は外!はいいんです。派手に撒いてもきっと鳥が食べてくれるし、もし食べられなくてもいずれ庭の肥やしになるでしょうから。

 

福は内!はそうはいきません。

何も考えずに好き放題撒くと後が大変なのです。実家では節分のずいぶん後になって、机の裏から、本棚から、ありとあらゆる場所から豆が出てきたものです。

一人暮らしの部屋の中に何日も豆があるなんて!虫が湧いたらと思うと恐怖すら感じました。あんなに盛大に豆をばら撒くなんて危険だ!

 

そこで私は数粒を、部屋のなかの見やすい場所に、しかも置くように撒くことにした。その方が回収忘れがないだろうと。まあ、味気ないけどやらないよりマシ!

 

さて、子どもとの豆撒きの時がやってきた。豆を置くスタイルの豆撒きでは、豆撒きではない。教育上、もとい情操教育上よろしくないのではと、教育熱心ではない私でも躊躇われた。

 

豆撒きという以上、豆を撒かせてあげたい。

 

そこで小さな可愛いお手手に豆を数粒ずつ渡し、豆を撒かせることにした。

鬼は外!パラパラ

福は内!パラパラ

もうね、好きな場所に、好きな風に撒かせました。おかげで子どもはニコニコ楽しそうに豆を撒いておりました。はい、翌日掃除を頑張ることにしました(T . T)

あの時の母の心境がなんとなく分かったような気がします。

 

翌年こ節分からは、卑怯な、もとい賢い私は、子どもが豆を撒きそうな所にゴミ箱を置いて置くことにした。

 

鬼は外!パラパラ、、、庭やテラスは気にしません。思いっきりどうぞ♡

 

あ、今度はあの辺に撒いてみて♡

福は内!パラパラ、、、おぉ!いい感じ。毎年この手を使おうかしら。

 

ん?撒いた後の子どもの表情が微妙?

やばい、情操教育上、やはりよくなかったかな。

 

ある年の節分では、いつもの豆と一緒に小分けされて袋に入った豆買って来た。家の中ではその小分けの袋のまま豆を撒かせようという魂胆だった。

 

鬼は外!パラパラ、パラパラ

福は内!パサ、ドサ

 

ん?なんだか音が変(^◇^;)肝心の子どもはというと、好きなように思いっきり巻くことができて満足そう。やったー!天才、私♡

 

とまあ、毎年いろいろ手を変え品を変え、我が家なりの豆撒きを楽しんできました。

 

それが!なんと!寒い地方では節分に殻付き落花生を巻くというではありませんか!テレビでそれを知った時の、嬉しい衝撃ったらありません(//∇//)

 

毎年増え続けるお豆さんを食べるのは正直かなり辛かったのです(T . T)

ピーナッツならいくらでも食べられるわ。殻付きだから拾いやすいから掃除も楽だわ。ということで主人に相談するとすんなりOKをいただきました!

 

節分当日、主人の帰宅を待って豆撒きをすることにしました。

 

鬼は外!パラパラ、パラパラ、、、そう、外は今まで同様お豆を撒きました。

福は内!パラ、パラ、、、拾いやすいわ、いい感じ(^^)主人が撒くそばから、私が拾う、夫婦の共同作業なんていつ以来かしら?

 

殻に入ってるからピーナッツは汚れないので、抵抗感なく食べられました。部屋もぜーんぜん汚れないし、これからこのハイブリッドスタイルが我が家の豆撒きの定番になりそうです(^^)