もうすぐ30年

 気がつけば、主人との付き合いもなんだかんだで三十年になる。三十年、長いなぁと思うけど、経ってしまうと、それこそあっという間。

 付き合い出したのが、ついこの間のように感じるし、結婚式だって、とても三十年前とは思えない。月日の経つのって、本当に早いなぁ。

 結婚して最初の数年、いわゆる新婚時代は、同居だったし、主人もほぼ毎晩終電だったから、なんとなく時間を持て余していたっけ。

 やることなくて、壁とか拭いていたのよね〜、遠い目になっちゃうわ(^_^;)

 家事って、子どもがいなくて、夫が仕事が忙しくて殆ど家にいないと、そんなに忙しくないんですよね。

 だからといって、同居のお姑さんとかいると、用もないのに外出とかしにくくて(-。-; わざわざ銀座にテニスを習いに行ったりしてね。

 そのうち、家で暇を持て余してるならと、お仕事の声がかかるようになったけど、なかなか夫に許してもらえなくて(T . T)

 やっと週三日、知人の事務所で働けるようになったときは、ちょっと嬉しかったなぁ。夜のお付き合いも多い職場だったので、妊娠して悪阻が酷くなり、辞めてしまいましたが。

 悪阻、本当に酷くて、寝込んしまい、それでもどんどん衰弱していくので、お医者さまの勧めで、実家に帰ったほど。

 実家に戻るとお陰様で、元気になり、赤ちゃんにも影響がでなくて、ホッとじした。まあ、体調不良の主な原因はお姑さんだったからねぇ。産後も、散々苦しめられましたが、それはまた別の機会に。

 夫は、お姑さんの肩をもつとかは無かったけど、私の苦しみは全く理解してくれなくて。今もですが。夫はメンタル強者だから仕方ないけど(-。-; それはそれは羨ましいほどに、メンタル強いのよ。

 メンタルの強さだけでなく、夫と私は、はっきりいって全てが真逆。

 危機意識も、お金の使い方も、体力も、映画の好みも、ぜーんぜん違う。

 例えば、女性が夜遅くに電車に乗ったり、夜道を歩いたりとか、夫は全く心配しません。私の両親に、注意・心配され

て育ったから、そんな夫には違和感しかない。

 アメリカで、ボクサーが女性警官に重傷を負わせたニュースを見て、私が殺人未遂だ!というと、夫は否!ボクサーが本気出していたら、女性警官は死んでるよ、と。で、裁判では、本人も殺意を認め、殺人未遂で有罪。それを見ても、夫は、首を傾げていました(・・;)

 どうも夫は、世の中の男性が悪いことをするなんて、毛頭信じられない様子。痴漢報道を見ても、たまたまだろう、と。

 あのねえ、世の中には悪い人もいるんですよ、と声を大にして言っても、俺はそんなことしたいと思わないから、みんなもそうだろう、的なことを言うし。

 夫だって、裏切られたり、嵌められたりしたこと、ないわけじゃないんですが、一瞬で忘れるというか、対処に集中して、恨んだりとが一切無いんですよね、これが。

 むう、とか、もう、とか、ん?、とか思うことは多々あるけど、真逆の人だから、これまでの人生を一緒に乗り越えて来れたんだと、最近はしみじみ感じてます。

 友達とか、あと、もしかしたら恋愛相手とかだったら、自分と同じような人がいいのかもしれない。共感できるって、共感してもらえるって、私のようなメンタル弱者には凄く大切だから。

 でも、それだと、今まであった問題、障害、試練は、乗り越えられなかったんじゃないかな。

 夫が、私と真逆の人だから、私が↓のときは支えてもらえたし、夫が↓の時は私が支えられたから。

 日常生活では相変わらずブラックボックス並みに謎な夫ですが、いざという時には信頼できる、信じられる相手なのは間違いない。多分、夫も似たようなことを感じてる気がする。

 いざというときは、日常ではあまり無いから、相変わらず、しょっちゅう、?とか、💢とか、夫婦間で飛び交ってますけどね。

 人生のパートナーに選んで良かったなぁ、とソファに座って、スマホをいじりながら、ぼんやり思う今日この頃です。