夫婦二人になると

 空の巣症候群ってご存知ですか?雛鳥が巣立った後の空っぽの鳥の巣になぞらえた、あれです。

 子どもが学生時代はなにかと母親の手助けが必要ですよね?たとえお弁当じゃなくても、朝晩の食事の支度に、掃除洗濯。お母さんだったり、時にはお父さんだったりがやってるご家庭が多いんじゃないかな?

 いやいや、うちは子どもたちにやらせてますよ、というご家庭なら安心ですね(^^)空の巣症候群とは無縁でしょう。

 でも、毎朝お子さんを起こしてたり、洗濯だけでなくアイロンもかけてあげてたり、お子さんがいない時はお夕飯、手を抜いちゃうのよね、なーんてご家庭はお気をつけて❗️お子さんが社会人になったりして家から独立すると、途端になんだかやる気が、、、となるかも(^_^;)

 そう言ってる私はどうかと言うと、何でしょうねえ。微妙に家事のモチベーションが消えつつあるような?あ、それは主人が引退したからかな?へへへ(^。^)

 実は子どもが大学に通ってるときに、空の巣症候群対策を始めていました(^^)日本語教師養成学校に通い、難関試験も突破したんです!あの歳で試験勉強とか、偉かったわぁ、私(//∇//)

 晴れて希望の日本語学校に就職もでき、いい感じに進んでたんです。が!そんな矢先に、ちょっとしたアクシデントが!足の裏、踵部分を8針縫うケガをしちゃったんです( ;  ; )

 歩けないから通勤も出来ないし、あ、日本語教師って四コマ通しで立ちっぱなしなんです。休み時間も座る暇なんてありません。そもそも、椅子がありません(^◇^;)

 授業中はホワイトボードをめいっぱい使うし、生徒のノートをチェックして回るので、かなり歩かなくてはなりません。私の足の状況から、とてもじゃないけど続けられず、なくなく退職しました(T ^ T)

 空の巣症候群対策、頓挫です。

 まあ、幸い?、子どもが仕事のストレスから猫をお迎えしたので、空の巣症候群、回避できたのかも。しばらくして、子どもも主人もリモートワークが始まったので、空の巣どころか、、、リモート会議が重なると、音声の大渋滞です(^_^;)

 それがきっかけで、子どもは巣立ちました(⌒-⌒; )リモート会議や、電話の時に、主人の声が入るんですって。そりゃ、嫌よね。

 で、今は猫と主人の三人暮らし、時々子どもが猫に会いに戻ってくる生活です。

 子どもがいなくなりモチベーションが下がり、掃除の回数は激減。食事も品数が減りました。モリモリ食べる子どもがいなくなったからか、モチベーションが下がったからなのか(・・;)きっと両方なんでしょう。

 空の巣症候群って、寂しいとかじゃなくて、なんとなくやる気が出ない、張り合いがない、みたいなのかもしれません。

 対照的に、主人は、子どもが家にいなくて寂しいけど、夫婦二人の生活は新鮮で楽しいらしいです。

 長い間、母親でいたからか、母親業が抜けない私は、猫を寝かしつけながら、実は母性が癒やされるのを感じてたりします(^_^;)